おにわ通信 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2022/06/27(月) 06:30 | 【幸福】より【忘れ物】 |
仕方ないことではありますが…
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
心理療法に興味があり、読む本はそういう内容が多いです。
最近でいえば、これ。
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岡野守也『いやな気分の整理学』
内容は「論理療法」という、自分でできる心理療法の紹介です。
「論理療法」というと、何だか小難しい響きがあるかもしれません。
理屈っぽい感じ?
感情を大切にしない?
しかし、そうではありません。
論理療法は原文で「ラショナル・セラピー」(Rational Therapy)
Ratinal=理に適っている
落ち込んだり、他人を責めたりする気持ちを流れに沿って考え直し、
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自分を苦しめる非合理的な思考
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幸福な人生に役立つ合理的な思考
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というふうに自分を解放していくための治療法のことなんです。
簡単なステップを踏んでいくだけで気持ちが楽になるのが特徴で、
専門家に頼ることなく、ある程度の結果を出すことができます。
心理療法の中でも非常に有名であり、以前から知っているのですが、
復習のつもりで読みました。
読んでみて改めて考えたのは…
どんな治療法でも「あるポイント」を押さえないと無意味ということ。
「あるポイント」とは?
それは【意志】。
「人生を幸せなものにしたい」という【意志】です。
これ、本当に大切なんですよ。
もし「人生を幸せなものにしたい」という【意志】がないとしたら
どんな情報も役立たないでしょ?
とても悲しいことですが、
「幸福」ではなく「復讐」が人生のゴールになることがあるんです。
幼児期に親の養育態度が非常に冷たかった場合などが当てはあまります。
小さい頃、自分の周りの大人がいつも不機嫌だった、とか、
望んだことの大半が叶わず、反対に馬鹿にされた、とか。
「幸福」より「復讐」がゴールになるのはそういう場合です。
心に関する本を500冊以上出している加藤諦三氏の表現をお借りすると
「自分の人生の責任を、自分以外の誰かにとってもらいたい心理」。
人間は本来、0~6歳で健全な自己中心性を発揮しなければなりません。
嬉しい幼児期を送る必要がある、という意味です。
達成されなければ、人生をかけて【忘れ物】を探したくなるんです。
論理療法は自分の考え方を変えることを目標としていますが、
そもそものゴールが「復讐」である人にとっては役に立ちません。
紹介した書籍は一般向けに易しく書かれているものなので
そこまで話を広げられなかったのは当然といえば当然ですが、
【忘れ物】を取り戻す方法
にもぜひ触れてほしかったです。
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