おにわ通信 バックナンバー
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2022/06/06(月) 06:30 | 怒り講座を延期した理由 |
話しても意味がないと思い…
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引き換え最終週です。
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(見本)
ドリンク券をお持ちの方、
6/10(金)までにどうぞ。
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお届けします。
おにわ通信読者の中にはがっかりしている人もいるかもしれません。
私が「怒り」に関する講座を開くと言っていたのにサボっていることを…。
約1年前、私は宣伝しました。
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夏休み明けに「怒り」についての講座やりますよ!お楽しみに!
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1年あまり経ち、いまだ未開催…。
説明という名の言い訳をすると…
講座で使うスライドはとっくに完成し、話す内容も煮詰まっています。
ではなぜ延期し続けているのか?
気づいてしまったんですよ、
「あ、これ意味ないな」と。
「怒り」の講座に参加する人は、「怒り」に悩んでいるはずですよね。
そして、その「怒り」はおそらく【他者から自分に向けられる】もの。
例えば
・夫(妻)がいつも不機嫌
・自分の親が怒りっぽい
・子供がすねて言うことを聞かない
などなど。
これらに困っているから「怒り」講座に興味が湧くのだと思います。
自分が「怒ってしまう」ことで悩む人はかなり少数派ですからね。
悩む時点で解決に向かい始めていますから、私の話は不要でしょう。
怒りはとても強い感情。
とてもではありませんが、他人の怒りをコントロールなどできません。
自分の怒りさえ持て余すのですから。
つまり、「怒り」を何とかできるのは怒っている当人だけなんですよ。
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いや、そんなことはない。
怒らせる人がいるから怒るのだ。
怒っている私には責任などない。
怒らせる側が常に悪い。
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違います。
なぜ違うと言いきれるか?
同じような出来事に対して怒る人と怒らない人がいるからです。
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(例)おでかけ前に子供がぐずる
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Aさん:怒り狂う
Bさん:穏やかに気持ちを導く
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怒りを止められない事情は、人によっていろいろです。
・幼少期に「忘れ物」がある
・現在の生活に余裕がない
・器質的な疾患(例:認知症)
話が広がりすぎるので、脳疾患については掘り下げないことにするとして、
「過去」や「現在」の問題は、強い意志があれば何とかできるんです。
【認知】を変えるということです。
(認知とは「考え方」のようなもの)
そのために認知行動療法(CBT)と呼ばれる心理療法もあります。
ただ、繰り返しになりますが、
本人の強い意志がないと、認知を変え、怒りを抑えることはできません。
そして、これも繰り返しですが、
怒っている本人は、怒っていることで悩まないことがほとんどです。
むしろ自分には変えるべきところが全くないと考える傾向が強いです。
だから「怒り」講座はムダなんです。
変わる意志がないから、怒っている本人を変えることはできない。
他者の怒りに悩む人が参加しても、他者の怒りはコントロールできない。
そういうことです。
「だから講座はやめよう」
と考えていたんです。先日までは。
ここにきて考えが変わりました。
「身近な人の怒りに悩む人へ、何かメッセージを届けられるのでは?」
・本人は自分を変える気がない
・他人の怒りはコントロールできない
としても、怒っている人の内部で何が起こっているか?を知ることで
他者の怒りに振り回されることが減るのではないか?と思うんです。
そこで、すでに完成している講座の内容を大幅に変更し、
【怒りに支配されている人の心】をテーマに話をしようと思います。
「○月○日にやります!」
とは宣言できませんが、
気長にお待ちください。
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