おにわ通信 バックナンバー

心理療法のみならず子育てでも。

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おはようございます。
ゆうた先生です。

おにわ通信をお届けします。

心の治療(心理療法)で使われる技術は、実は子育てにも有効

という話です。

その中の1つが「ガイデッド・ディスカバリー(guided discovery)」。

直訳すると「案内による発見」となるでしょうか。

心に重大な問題を抱えている時、

自分をいつも責めてばかりとか、
身近な人への恨みが消えないとか、

生活に支障が出るほどひどい状況であれば、それは心理療法の出番。

例えば認知行動療法と呼ばれる手法がよく知られています。

平たく言うと「認知(考え方)にツッコミを入れる」という関わり方。

「あの人はいつも私を傷つけようとする」という認知に対して

「必ずというわけでもないのでは？」という気づきを促します。

「相手に悪意はないのでは？」という思考へと切り替えていくわけです。

この時に特に大切なのは、
【自分で気づく】こと。

治療者がどれほど優秀でも、

「これが真実ですよ」と、どれだけ証拠を示したとしても、

本人が「先生はそういうけれど…」という気持ちだと効果はゼロ。

「人間は自分で発見したことしか発見できないのである」

という有名なフレーズがあるくらいです。

冒頭の「ガイデッド・ディスカバリー」が効くのはここ。

非常に簡単な話ですが…

ちょっと長くなりましたね。

続きは金曜日にしましょう。

子育てにどう活かすか、という話にも繋げていきます。

 

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