おにわ通信 バックナンバー
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2021/10/22(金) 06:30 | 【画像あり】自信がありません、が |
戦ってきます。
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【もう締め切ります】
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
・幼稚園
・保育所
・小学校
の代表者・関係者が集まり、
保育をよくするための
話し合いをしています。
川越市教育委員会からの
依頼によるプロジェクトです。
保育がよくならないと川越市の、
ひいては日本の未来が危うい、
という危機感があるのですね。
私もメンバーとして参加。
今日は1か月ぶりの話し合いで、
「やってやろう」という気持ち。
ただ、実は難しさを感じています。
保育を「よくする」といっても
何が「いい」のかという点で
意見がズレるからです。
「幼児はみんなで同じ遊び、
あるいは勉強をするべきだ」
と考える人もいるんですよ。
※本当は、これはダメな保育と
法令で示されているのですが。
また、こんなケースもあります。
↓
_____________
一人ひとりの主体的な遊びを
援助するために保育者がいる
とわかってはいても
バス通園の園だったりすると
全園児が登園するのが10時半
なんてこともあるので、
一人ひとりの主体的な保育を
行おうとすると不公平になる
と考えて実行できない。
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高階幼稚園が数十年に渡って
実践してきた遊び中心の保育を
話し合いで共有したいですが、
うまく伝えられるか不明。
また、伝えたところで他園では
真似できない可能性が高いです。
私が難しいと思っている理由、
感じていただけるでしょうか…。
そんな逆境ではありますが、
今日はコレだけでも話す予定。
↓
当園に通う方にはおなじみの
朝の登園風景ですね。
ごく最近の、日常の一コマで、
時間は9:10くらいでしょうか。
画像の左側にいるのは
一生懸命に砂山を作る人達。
9時5分くらいに登園しました。
画像右側の奥にいるのは
その5分後くらいに登園した母子。
保育を見たことのない方に
説明しておきましょう。
まず、保育環境はこうです。
↓
・登園後、すぐ遊びが始まる
・それぞれの意欲から遊びが始まる
・別の人も順次登園する
ポイントとして
_______________
先に登園して意欲的に遊ぶ人を
後から登園する人が自然と見る。
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という点に注目です。
三流の保育者(園)は子供に
「自由に遊んでいいんだよ」
「意欲的に遊ぶのがいいよ」
と、言葉で伝えようとしますが
(俗にいう自由保育ですね)、
言葉による指導は、
幼児には響きません。
他の人が一生懸命遊ぶようすを
毎日目にすることによって
「そういうものなんだな」
と身体で理解していくんです。
だから、
Aちゃん(達)が意欲的に遊ぶのを
Bちゃん(達)が感じている
という「自然な」環境が
絶対に欠かせないんです。
専門用語で「潜在的カリキュラム」
と呼んだりします。
この環境を用意できるか、が
保育のスタートとして最重要。
今日の話し合いではこの点を
力説しようと思うのですが、
うまく行くでしょうか。
自信がありません。
が、戦ってきます。
意欲・主体性を伸ばす保育が
人間の一生を支えるということは
もうわかりきっていますからね。
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