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2021/08/10(火) 06:30 | 小学2年生を手伝う時に注意したこと |
最終日にまとめてやる派ですか?
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
小学2年生の子(K太)の
夏休みの宿題の話です。
「下水道の日」にちなんだ絵を
描くことになっていて、
先日、何とか仕上がりました。
特に「絵が大好き!」
というわけでもなく、
ましてや子供にとって宿題は
「やらされてやるもの」なので
そんなにやる気が出ません。
それでも
自分で絵の具を用意し、
バケツに水を汲み、
パレットに絵の具を出し、
しっかり準備しています。
私は何も言っていないのに。
ただ、
画用紙の下に新聞紙を
敷いてやりながら考えます。
「放っておくのはよくない」
「描き損じたりするだろう」
「途中でイヤになるかも」
大きくなったとはいえK太は小2。
気持ちを「仕事」に向けるには
大人の助けが欠かせません。
案の定、
「何を描けばいいかな…」
「絵の具がはねちゃった…」
「線が曲がっちゃった…」
私は何食わぬ顔で
「あ、こんな絵があったよ!」
(ヒントになる絵を探しておいた)
「絵の具がはねたくらい大丈夫!」
(用意しておいた雑巾で床を一拭き)
「ここを白で塗れば…、直ったよ!」
(曲がった線や誤字を修正)
K太の気持ちが絵に向かうように
涼しい顔をしながらも
頭と身体はフル回転でした。
一生懸命描き、
完成した絵を見た妻が
驚くほどの完成度に出来栄えに。
K太は満足したようです。
(だいぶ手直ししたのは内緒)
気持ちが「目的」に向かうよう
いかに自然に援助できるか。
幼稚園の普段の保育を見て、
私自身も学んでいることです。
幼児期の子供の生活を支える力は
子供が小学生になっても役立つ、
今日もまた実感できました。
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