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2021/07/23(金) 06:30 | 家族問題(続々) |
まず変わるべきは親、だけど…
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おはようございます。
ゆうた先生です。
おにわ通信をお送りします。
子供の「問題」をどのように
治療するのかという話でしたね。
※問題=引きこもり、自傷など
一言で言えば、こうです。
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親の努力で家族関係をよくする。
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子供は親の作り上げた家族に
「従属」するしかないので、
「子供を変えよう」としてもダメ。
「がんばれ」
「○○しなさい」
「△△をやめなさい」
のような、「子供に問題がある」
という前提は不幸を招きます。
まず変わるべきは親。
結果として子が変わる。
これしかない、と
家族療法では考えます。
そこで、家族全員で集まり、
面談などを繰り返すわけです。
とは言うものの…
治療が教科書通り進むケースは
ほとんどないとのこと。
問題が起こった時
(多くは子供の自傷・非行など)
・何が原因かわからない
・どうすればいいかわからない
・方法はわかるが実践が難しい
など、数々の障害があるんですね。
そこで、専門家の力を借りて
原因を探り、
治療法を考え、
日々の行動を改善していきます。
また、治療初期には特に
・親が自分の問題を自覚していない
・自覚はあるが向き合う覚悟がない
なども問題になりますので、
治療期間は長期に渡ります。
そして、ここからが
さらに興味深いのですが、
親にも親がいるわけです。
自分の「問題」や「弱さ」は
いつのまにか与えられたもので、
自分ではどうにもできない、
ということも少なくありません。
この部分を掘り下げるために
「ジェノグラム」(心理的家系図)
という考え方があるのですが…
私も、これから続きを読むところ。
本の感想はここまでです。
興味のある方は「家族療法」などの
キーワードで情報を探してください。
こちらの本もおすすめですよ。
↓
ではまた、次回のおにわ通信で。
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